🏅 課外活動ストック

Common Appの「Activities欄」に書ける活動を貯めていくページ

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Common Appの「Activities欄」とは:米国出願の共通願書にある課外活動の記入欄。最大10個まで、各活動を150字(英文)以内で記述し、役割・学年・週あたり時間・年間週数を申告する。 審査官が見るのは「数」ではなく継続性・主体性・インパクト・専攻(建築)との一貫した物語。 UCASのPersonal Statement・柳井/笹川などの財団応募・トビタテの計画書にも同じストックが使い回せるので、ここに一元管理していく。

📦 現在の活動ストック(2026年7月時点)

活動時期状態アピールの核使い道
模擬国連(学校有志)+ボストン遠征高1〜✅ 進行中国際・社会課題への関心+英語での交渉。遠征時の都市・建築の記録はPF素材にもCommon App/PS/トビタテの「問い」
ブッククラブ主催3年間活動✅ 進行中「主催」=Founder/Led級の主体性+3年の継続 — 審査官が最も評価する2要素が両方揃った活動。英文では「Founded and led a book club for 3 years...」と書けるCommon App(リーダーシップ枠)/PS
ピアノ(10年継続・グレード6級取得)幼少〜現在✅ 進行中10年の継続=計画の中で最長の「本物の関心」の証明。グレード6級は客観的な到達度として記載可。芸術的素養は建築の物語とも自然に接続Common App(Arts枠)/Honors欄(グレード)
Stanford e-Japan(秋セッション 9/28〜2/26)高1秋〜冬🔴 応募中(締切8/16・合否9/4)柳井正財団支援プログラム=柳井奨学金応募での最強の実績。独立研究を「建築×社会」テーマにすればエッセイ・PFコンセプトに三重活用Common App/柳井応募書類/PS
Stanford e-起業家育成(日本)(秋季・6〜8週)高1秋応募予定(受付開始7/31)社会起業テーマ=しのはら財団の歓迎条件(社会貢献・Well-being)と接続Common App/しのはら応募
Visional City Design Competition 第2回(想造都市デザインコンペ)高1夏(2026年7〜8月)🔴 応募準備中(エントリー7/31・提出8/31)藤本壮介・谷尻誠・津川恵理ら現役トップ建築家が審査するオープンコンペへの挑戦。テーマ「都市の影」が地理HL・UCL都市計画の物語と直結。A1ボードがそのままPF素材に。目標は入賞ではなく「完成」(→ 実行スケジュールCommon App/PF/PS・面接
スケッチ習慣(週5時間)+自主制作高1〜高3開始2年間の継続が最大の証明。スケッチブックはWaterloo面接の持参物PF/Common App(Art枠)
山田進太郎D&I財団 STEM女子奨学生高19/30応募予定採択されれば「奨学生」として記載できる(Honors欄)Common App Honors欄
トビタテ!留学JAPAN(採択されれば)高1冬〜高212月校内応募国の代表プログラム採択+探究テーマの実行Common App/財団応募
サマースクール(WashU ADP等)高2夏2026年12月出願大学レベルの建築スタジオ経験+最終プロジェクトCommon App/エッセイ/PF
IB CAS(Creativity枠の制作活動)高2〜高3DP開始後カリキュラム内で公式に制作時間を確保した記録Common App/PF

※Activities欄は10枠 — 現時点で9〜10件の見込みがあり、枠はほぼ埋まった。ポートフォリオの制作そのものは課外活動としては弱いため、ここには載せない(成果はPFの質で効かせる)。今後は「新しく増やす」より各活動を深く・長く続けて記述の質を上げるフェーズ。

⚖️ スタンフォード2プログラムの比較と優先順位

Stanford e-Japane-起業家育成(日本)
柳井財団との関係柳井正財団の支援プログラムそのもの — 高3で柳井奨学金(予約型)に応募する際、書類上これ以上ない実績△ 直接の関係なし
知名度・重み◎ 日本の高校生向けオンラインプログラムの最高峰の一つ。成績優秀者はスタンフォードで表彰○ 新しめで知名度は一段下
中身の活用独立研究を「建築×社会」テーマ(例:災害と都市空間、住まいと格差)にすれば、エッセイ・トビタテの「問い」・PFコンセプトに三重活用○ 社会起業テーマはしのはら財団の歓迎条件と相性が良い。「都市や住環境の課題解決」をプロジェクト化すれば建築と接続可能
扱うテーマ米国社会・文化:日米関係の歴史、シリコンバレーと起業家精神、アメリカの高校生活など社会課題×イノベーション:健康・教育とテクノロジー・環境
授業の形式バーチャルクラス計10〜12回(土曜午後・月3〜4回)— 大使経験者・スタンフォード教授らが講義+ライブ英語ディスカッション。週3〜4時間の自習(動画・リーディング・掲示板、すべて英語)ライブ授業6〜8回日曜午前・月2回・各2〜2.5時間)+課題・掲示板+授業内の小グループプレゼン。「英語のミニ・ビジネススクール」型
修了要件・成果物①独立研究プロジェクト ②自分の学校か地域で「米国社会」のプレゼンを1回実施(都立国際での発表まで含む)→ SPICE修了証①個人の研究論文 ②グループ最終プロジェクト(最終回で発表・優秀者は研究発表に招待)→ SPICE+NPO連名の修了証
負荷△ 9/28〜2/26の5ヶ月・土曜午後+週3〜4時間 — 12月の出願・IB科目決定期と重なる6〜8週で完結・秋の繁忙期前に終わる可能性
応募締切 2026/8/16オンライン応募)・合否9/4受付開始 2026/7/31(公式ページ
🎯 方針(2026年7月決定):両方に応募 → 両方合格なら e-Japan を選び、e-起業家は辞退。
① e-Japanの「柳井財団の看板プログラム修了」は、資金シナリオ①(柳井20名枠)の当選確率に直接効く唯一の課外活動。
② e-Japanのみ不合格なら e-起業家に参加(短期・負荷軽・しのはら接続の独自価値)。
両方同時参加はしない(曜日は土曜午後/日曜午前で被らないが、課題込みで週7〜9時間の固定負荷 — 秋のTOEFL再受験・PF自主制作・IB科目決定と確実に食い合う)。
④ どちらも「視聴する講座」ではなく発言・発表・執筆を求められる参加型 — 応募エッセイでも「発言できる生徒か」が見られている前提で書く。

🌱 今後の追加候補:建築系でプラスになる課外活動(Marieへの説明つき)

🧭 まず背景:なぜ課外活動が合否に効くのか(Marieに読んでほしい部分)

アメリカの大学は日本のような一発試験ではなく、「この4年間、あなたは自分の意思で何をしてきた人か」を書類全体から読み取る審査(ホリスティック・レビュー)をします。審査官が課外活動欄で見ているのは、実は次の3つだけ:
継続 — 1ヶ月の体験より、2年続いた習慣。長く続いたものは「本物の関心」の証拠になる。
主体性 — 「参加した」より「自分で始めた・率いた」。英語ではFounder(設立者)・Led(率いた)という単語が最も強い。
物語の一貫性 — バラバラな10個より、「建築」という一本の糸でつながった6個。審査官は数分しか書類を見ないので、ひと目で「建築の人だ」と分かる並びが勝つ。

逆に言うと、お金を払って受講しただけのもの・視聴しただけのものは、どれだけ有名でも評価されない(誰でもできるから)。この基準で、下の候補は選んである。

🥇 優先度1:建築コンペに1本応募する(高2の夏〜秋)

なぜ効くか:受賞すれば「Honors欄(受賞歴)」に書ける唯一の客観的な建築の実績になる。日本の入試と違って、米英の審査官は日本のコンペの規模を知らないので、「全国コンペで入賞」という事実自体が強く伝わる。 そして落ちても損がゼロ — 応募のために作った作品はそのままポートフォリオの1ページになるから。
いつ・どうやるか:2027年(高2)の夏にサマースクールで作る最終プロジェクトを、秋に応募用へ再構成するのが最小労力。新しく作り始める必要はない。
コンペ特徴応募締切(直近実績 → 高2で出す場合の目安)注意
Visional City Design Competition(想造都市)🆕 2026年・高1で応募中(予定を1年前倒しで「コンペ1本」を実行)。年齢・所属不問のオープンコンペ・審査員に藤本壮介・谷尻誠・津川恵理ら・最優秀300万円エントリー7/31→提出8/31・一次10月・二次11月下旬 → 今年応募(→ 実行スケジュール東京23区の実在敷地×「都市の影」。大人も参加する本格コンペ=目標は入賞でなく完成とPF素材化
ICS DESIGN AWARD高校生対象・デザイン系(2026年テーマ「育てる」)提出期間 8/1〜8/31・発表10月 → 2027年8月末(サマースクール直後!)毎年テーマが変わる — 募集時期に確認
中央工学校 高校生対象コンペ住宅テーマ・著名建築家が審査委員長・2006年から続く定番エントリー11月下旬→作品提出翌年3月上旬・発表4月 → 2027年11月エントリー・2028年3月提出提出が春なのでIBの負荷が軽い時期に作れるのが利点
CRAFT the FUTURE 学生住宅設計コンペ高校生可・建築家が審査事前登録5月上旬→提出8月中旬・発表10月 → 2027年5月登録・8月提出第1回(2026年開始)— 継続性は今後次第
高校生の建築甲子園建築士会連合会の全国大会(応募資格は「資格不問」の記載)提出9月末・一次11月・最終12月 → 2027年9月末都道府県予選→全国の2段階。学校単位の応募形式か個人可かは要項で要確認
登竜門(学生向けコンペ一覧)探すときはここを季節ごとにチェック

💡 締切から見た現実解:サマースクール(2027年7月)→ 8月末のICS or 9月末の建築甲子園に再構成して応募が最短ルート。じっくり作るなら中央工学校(11月エントリー・3月提出)が高2の冬休み〜春休みを使えて時期的に一番余裕がある。

🗓️ VCDC(想造都市デザインコンペ第2回)実行スケジュール — 2026年7月22日策定

📋 コンペ概要:テーマ「Exit of DYSTOPIA #2」— 東京23区内の実在する敷地を選び、都市の「影」(空き家・未活用地・老朽建築など)への解決策を提案。提出物はA1判1枚のPDF(5MB以内・ファイル名「ID.pdf」・ID左下記載)。年齢・国籍・所属・資格すべて不問。 制作時間の目安は合計40〜60時間(1日2〜3時間×3週間)。目標は受賞ではなく「完成させてPF素材と挑戦の物語を得ること」
期限フェーズタスク
7/24(金)⓪ エントリーと参加判断
(7/22〜7/31)
応募要項の詳細を読む:①参加費の有無 ②提出物の詳細規定 ③著作権・作品の権利 ④未成年の保護者同意の要否。あわせて8月の予定(TOEFL・e-Japanエッセイ等)と突き合わせ
7/25(土)親子で参加を決定(「受賞」ではなく「完成」を目標に合意)
7/26(日)🔴 エントリーフォーム送信(本人が入力)。「お問い合わせNo.」(応募ID)を保存・自動応答メールの作品応募フォームを受信確認 ※締切7/31の5日前でバッファ確保
7/28(火)① 敷地とテーマ決め
(7/26〜8/2)
「都市の影」の候補出し:生活圏で気になる場所・違和感を3〜5個(空きビル・高架下・シャッター商店街・細切れの空き地など)
7/31(金)机上リサーチ:Googleマップ・区の統計・空き家データで下調べ→2〜3か所に絞る
8/2(日)🎯 敷地決定+課題を1文に:「〇〇区の△△は□□という影を抱えている」と言えたら合格。最重要マイルストーン — ここが曖昧だと後で全部やり直しになる
8/5(水)② 現地調査とコンセプト
(8/3〜8/12)
現地調査(写真・スケッチ・人の流れの観察)。⚠️ 要項の禁止事項厳守:非公開エリア立入禁止・行政への問い合わせ禁止・近隣に配慮
8/8(土)事例リサーチ:似た課題の国内外事例3〜5件(高架下活用・空き家転用など)。週5hスケッチをこのドローイングに充当
8/12(水)🎯 コンセプト確定:「課題→提案→なぜ実現できるか」をA4一枚に。事業性・実現プロセスに一言でも触れる(このコンペの評価軸)。家族か先生に見せて1回目のフィードバック
8/17(月)③ A1ボード制作
(8/13〜8/24)
素材づくり:敷地写真・ダイアグラム・平面/断面スケッチ・パース(手描きスキャン歓迎 — 高校生は手描きの方が個性が出る)
8/20(木)🎯 A1ボード初稿完成(594×841mm・縦横自由)。構成の定石:課題提起→敷地分析→コンセプト→提案(図面・パース)→実現プロセス
8/24(月)2〜3日寝かせて第三者フィードバック→改訂。基準は「初見の人に30秒で課題と提案が伝わるか」
8/27(木)④ 仕上げと提出
(8/25〜8/31)
最終版完成:誤字チェック・エントリーIDを左下に記載・PDF書き出し・5MB以内・ファイル名「ID.pdf」
8/29(土)🔴 提出(締切8/31の2日前)。送信完了画面とメールを保存。締切当日はサーバー混雑・不備発覚リスクがあるので使わない
9月上旬振り返り:制作物をPF用に整理・制作プロセスを記録(エッセイ・面接の材料化)。一次結果は10月中旬・二次審査/表彰式は11月下旬

👪 親の役割は3点に限定:①要項確認と未成年関連の確認(7/24)②現地調査の同行 ③8/12・8/24のフィードバック役。提案の中身はMarie自身のものであることがPF・エッセイでの価値の源泉。

🌍 海外コンペも積極的に狙う価値あり(むしろ海外進学と好相性)

なぜ効くか:米・英・加の審査官は日本国内限定のコンペ名を見ても規模を判断できないが、国際コンペは「世界の土俵で挑戦した」実績としてそのまま伝わる。 さらに①「海外で建築を学びたい」という志望動機と行動が一致して物語に説得力が出る/②英語で課題を読み提出物を書く経験自体がアピール/③応募作品がそのままPFの1ページになる、の三重取り。 入賞がすべてではない — 高校生の国際入賞は難関で、審査官が見るのは「何に挑戦し何を学び作品にどう落とし込んだか」の物語。応募・完走した事実と成果物に価値がある。

①高校生を明示的に対象にするコンペ(最優先・2026年7月に一次ソースで確認済み)

国際コンペ特徴注意
AFSF 高校生建築デザインコンペ「世界中の高校生が対象」と明記(サンフランシスコ建築財団主催)。2026年はパキスタン・中国・カナダ・セルビア・韓国・台湾・タイ・米国の8カ国29校が参加した実績あり=国際応募は実質的に定着。個人・グループ両部門・無料・例年5月締切日本の高校からの参加実績は未確認 — 出願年にinfo@afsf.orgへ事前確認を推奨
NOT A HOTEL Design Competition🟡 学生部門は25歳未満(一般部門は40歳未満)。日本発・賞金1000万円+実作化という破格の規模。無料・締切は例年1月頃(JST)学生部門は所属機関の登録が必要 — 高校生として登録できるかは公式に要問合せ。年ごとに開催有無・要項を確認

②「完全オープン」=資格を問わず誰でも応募可(=高校生も出せる)

国際コンペ特徴注意
The HOME Competition「年齢・所在地・経験を問わず全てのデザイナー」と明記 — 高校生も明確に対象有料($55〜95)。テーマは毎年変わる — 公式で最新要項を確認
eVolo Skyscraper概念設計の名門・完全オープン(誰でも登録可)。挑戦した事実自体が話題になるプロ・大学生も出す難関 → 本命でなく「挑戦枠」。時間を溶かしすぎない
120 Hours「世界中の学生」向け・無料・年1回のオープンコンペ大学の建築学生が主要層の可能性 — 高校生可否は公式FAQで要確認
Buildner(旧Bee Breeders)オープン部門が多く資格不問のものが中心。テーマの選択肢が広く年間通じ開催数が多いので質で1本に絞る。参加費あり・各コンペのeligibilityを個別確認
Non Architecture Competitionsコンセプト重視のオープンなアイデアコンペ。発想力を試す実務設計より概念寄り — PFの「考える力」の証明に向く

③ 高校生は対象外・確認済み(応募しても無効になるため避ける)

国際コンペ確認結果
Kaira Looro❌ 公式FAQで確認:「全参加者は18歳以上」が必須要件(チームの1名は35歳未満も必要)。高2・高3で18歳に達していれば個別に可の可能性はあるが、原則ターゲット外
INSPIRELI Awards・UIA-HYP CUP❓ いずれも「建築学生」対象で実態は大学生中心(在籍証明を求める形式が一般的)— 優先度を下げてよい

⚠️ 応募資格(高校生可か)・締切・参加費・主催の信頼性は必ず最新の公式ページで確認を(年により条件が変わる)。当面の現実解は②の完全オープン枠から質重視で1本+日本の高校生コンペを素材として使う。量より質(完成度の高い1〜2本)

🥇 優先度2:「Founder(自分で始めた人)」になれる活動を1つ作る(無料・最強)

なぜ効くか:審査官が何千枚も書類を読む中で、「Member of art club(美術部の部員)」は誰の記憶にも残らないが、 「Founded the school's first architecture sketch club(学校初の建築スケッチ同好会を設立)」は残る。 規模は関係ない — 「なかったものを自分で作った」という事実が、リーダーシップの最も分かりやすい証明だから。
現実的な選択肢:
都立国際で建築・デザインスケッチ同好会を立ち上げる — 週1回昼休みに集まって描くだけでも成立する。友達数人からでOK。ないことこそチャンス。
② 新設が重ければ、模擬国連の中で都市・住環境テーマの議題を主導する(既存の活動の中でリーダー役を取る形)。

🥈 優先度3:建築×地域のボランティア(年1回でも「継続」にできる)

なぜ効くか:「建築が好き」+「社会に関わる」を同時に示せる。米国の大学はコミュニティへの貢献を重視する文化があり、 しのはら財団の歓迎条件(社会貢献・Well-being)とも直結する。
候補:
東京建築祭(毎年5月頃・普段入れない名建築の一斉公開イベント)のガイド補助・運営ボランティア — 年1回×2年で立派な実績
Habitat for Humanity Japan(住まいの支援NGO)— 「住まい×社会貢献」の物語で財団応募と接続
・区や大学が開くまちづくりワークショップへの参加

🥈 優先度4:スケッチ習慣を「作品」に格上げする(追加時間ほぼゼロ)

なぜ効くか:「週5時間描いています」は習慣だが、それを年1回テーマを決めた小冊子(ZINE)やデジタルアーカイブにまとめるとプロジェクトになる。 Activities欄で「Self-published an annual sketch journal documenting Tokyo's alleyway architecture(東京の路地建築を記録した年刊スケッチ集を自主制作)」と書けるかどうかの違い。 どうせ毎週描くものを年に1度編集するだけ — 追加の制作時間はほぼゼロで、編集の練習(7つの技術の⑤)にもなる。

❌ 追わなくていいもの(理由つき)

やらないこと理由
プロ級・pay-to-enterで選考が緩い国際コンペを乱れ打ちeVolo等のプロ級は本命にしない・時間を溶かさない。ただし学生向け国際コンペは積極的に狙う価値あり(上の「🌍 海外コンペ」参照) — 避けるのは「数合わせの乱れ打ち」の方
MOOC等の視聴型オンライン講座「受け身の活動」は審査で評価されない(誰でもできるから)
受講しただけの講習の類を活動欄に書くことお金を払って受講しただけのものは主体性の証明にならない — 制作の成果はポートフォリオの絵と立体そのもので語らせる
活動を10個埋めるための「数合わせ」薄い10個より濃い6〜7個。審査官は数分で読む — 1個の弱い活動が全体の印象を薄める
🎯 結論:足すのは「コンペ1本+Founder1つ」の2つだけ。
これで物語が完成する:スケッチ習慣(毎日)→ 同好会主宰(学校で)→ サマースクール(大学レベルへ)→ e-Japan研究(建築×社会へ)→ コンペ応募(腕試し)→ ポートフォリオ(集大成)。 全部が「建築」の一本の糸でつながっていて、どの1つを読んでも同じ人物像が浮かぶ — これが審査官に伝わる書類の形。

🎬 観るリスト:建築ドキュメンタリー3本(2026年7月選定)

作品内容視聴方法(2026年7月時点)
『建築と時間と妹島和世』(ホンマタカシ監督・2020・60分)SANAA妹島和世が大阪芸術大学の校舎を設計して建つまでの3年6ヶ月の記録。「公園のような建物」という一つの思いがスケッチ→模型→現場で形になっていく — Marieがこれから歩む「構想→制作→実現」のプロセスそのもの。女性建築家ドキュメンタリーの決定版Amazon Prime Videoで配信中(レンタル)/Apple TVでも可。劇場リバイバルは不定期(映画.comで上映情報を確認)
『TOKYO RIDE』(ベカ&ルモワンヌ監督・2020・約90分・モノクロ)SANAA西沢立衛がビンテージのアルファロメオを運転しながら東京の建築と人生を語る。気楽に観られて濃い — 妹島作と「SANAA 2本セット」監督(Bêka & Lemoine)の公式サイトで配信・レンタルあり。国内サブスクでの配信は要確認
『もしも建物が話せたら』(ヴェンダース総監修・2014・Cathedrals of Culture)ベルリン・フィルハーモニーなど世界の名建築を「建物を主語に」語る映像詩。PFのコンセプト発想の刺激国内配信は見当たらず — DVD(レンタル・図書館)か特集上映待ち。ユーロスペース等のアート系劇場でリバイバルされることがある
📝 観方のルール:観たら「2〜3行の日本語メモ+印象に残った空間のスケッチ1枚」を残す。 これで「視聴」が受け身の消費ではなく、PS・面接・e-Japanの研究テーマで「あのドキュメンタリーのこの場面で〜」と語れる一次体験の資産になる。

🏛️ 建築家・建築の体験ストック(PS・面接・PFの素材庫)

目的:「知識」ではなく「一次体験」を貯める。審査官・面接官が聞きたいのは有名建築の解説ではなく「その空間があなたに何をしたか」。 行ったら・観たら「2〜3行のメモ+スケッチ1枚」をその週のうちに残す — 2年後の出願時にはディテールが消えているので、このページとスケッチブックが素材庫になる。

⭐ 推し3人の構成案(面接の定番質問「好きな建築家は?」への備え)

建築家語れる根拠(一次体験)語りの軸
西沢立衛(SANAA)豊島美術館に行った(原体験)+『TOKYO RIDE』柱のない水滴のシェル・水と光と時間 — 「建築は『もの』ではなく『状態』」という体験
妹島和世(SANAA) 映画『建築と時間と妹島和世』+すみだ北斎美術館へ(上野から15分・行く予定)女性建築家として世界の頂点・「公園のような建築」・境界を溶かす白と透明
坂茂TEDトーク(英語)+著書『紙の建築 行動する』「建築は社会課題をどう解決できるか」 — トビタテ・e-Japanの問いと直結

体験・映像・思想のバランスが取れた構成。3人目は今後の体験次第で入れ替え可(候補:藤村龍至・石上純也・藤本壮介)。

✅ 体験済みの建築(印象メモを貯めていく欄)

建築設計いつ・どこで印象メモ(本人が記入)
豊島美術館西沢立衛(+内藤礼《母型》・2010)訪問済み(瀬戸内・豊島)🔴 記憶が新しいうちに1ページ書き出す:いつ・誰と・天気・音・水の動き・時間の感覚。写真をDriveの素材庫へ・記憶スケッチ1枚 — 将来のエッセイの原石
(今後ここに追加)

📖 押さえておく日本の建築家(面接・エッセイの教養リスト)

建築家一言で
①世界が知る巨匠
(教養として必須)
丹下健三日本の近代建築の父。代々木競技場・広島平和記念資料館
安藤忠雄コンクリートと光・独学。光の教会・直島
伊東豊雄「動く建築」。せんだいメディアテーク。妹島の師匠
隈研吾木と素材。国立競技場。海外知名度が現在最強クラス
SANAA(妹島+西沢)透明で軽い建築。金沢21世紀美術館・ルーヴル・ランス(プリツカー賞)
②社会×建築
(Marieの物語と直結)
坂茂紙の建築・災害支援(プリツカー賞)— 推し3人の一角
山本理顕2024年プリツカー賞。「コミュニティと住まい」
藤村龍至(東京藝大准教授)市民参加と合意形成の建築(超線形設計プロセス)。坂茂と対で「社会課題への別の答え」として語れる。藝大が近所=公開講評会等の接点候補
③実験性・海外接続
(UCL/Cornell向き)
石上純也極限まで軽い実験建築 — UCLの「実験性重視」と波長が合う
藤本壮介大阪・関西万博 大屋根リング。「原初的な建築」
田根剛パリ拠点・「記憶」がテーマ。海外で活動する日本人のロールモデル
中山英之(東京藝大教授)絵本のようなドローイングから建築へ — スケッチ習慣の目標像・PFの参照点

🗺️ 見に行く候補(東京圏・上野起点)

優先場所設計ポイント
🥇すみだ北斎美術館(両国・上野から15分)妹島和世鏡面アルミ・正面のない建築 — 推し2人目の一次体験をここで作る
🥈上野公園の建築群(徒歩0分)ル・コルビュジエ(国立西洋美術館・世界遺産)・前川國男(東京文化会館)・谷口吉生(法隆寺宝物館)週5時間スケッチ習慣の定点練習場 — 「毎週コルビュジエを描く」が言える立地
🥉SHIBAURA HOUSE(田町)妹島和世全面ガラスのコミュニティビル・中に入れる
4表参道 建築散歩SANAA(Dior)・伊東(TOD'S)・隈・青木淳ブランド建築の見本市 — 1日スケッチコース
5日立駅(茨城・特急90分)妹島和世海に浮かぶガラスの駅 — スケッチ遠足の目的地
6森山邸(大田区)西沢立衛世界的名作住宅。個人宅なので外から静かに・マナー厳守
遠征金沢21世紀美術館SANAA週末旅行圏 — SANAA体験の本丸

🚶 渋谷・原宿 建築散歩コース(遊びに行くついでに)

渋谷・原宿は日本一の「建築家ブランド建築」密集地 — 歩くだけで現代建築の教科書が読める。 半日コース:原宿駅 → 代々木競技場 → 表参道を下る(LV→TOD'S→Dior→ヒルズ→プラダ)→ 根津美術館。 見方のコツ:ブランド建築は外皮(ファサード)が全部違う素材と論理でできている — 「この壁はどうやって立っている?」と1つ選んで観察・スケッチするのが最良の題材。遊びのついでに1〜2枚で習慣1回分。
建築設計見どころ
国立代々木競技場(原宿駅すぐ)丹下健三吊り屋根の世界的傑作 — エリア最重要。まず外周を一周
WITH HARAJUKU/東急プラザ「オモカド」/GYRE伊東豊雄/中村拓志/MVRDV駅前の新旧:木の立体街路・万華鏡の鏡の入口・回転して積んだ箱
表参道ブランド建築の並び青木淳(ルイ・ヴィトン)→ 伊東豊雄(TOD'S)SANAA(Dior)安藤忠雄(表参道ヒルズ) → ヘルツォーク&ド・ムーロン(プラダ青山TOD'S=ケヤキをそのまま構造にした壁/Dior=推しSANAAの半透明ドレス(夜が本領)/ヒルズ=同潤会の記憶と坂と同勾配のスロープ/プラダ=世界の建築誌に最も載った東京の建物の一つ
サニーヒルズ南青山 → 根津美術館(終点)隈研吾木を編んだ地獄組み → 竹のアプローチ+庭園。休憩に最適
松濤美術館(渋谷側)白井晟一石の重厚な静寂 — 「軽いSANAA」の対極を体験して比較すると学びが倍に
MIYASHITA PARK/SHIBUYA SKY/渋谷駅公園×商業の是非(都市の論点)/展望台から谷地形と再開発を俯瞰/増改築が積層した「生きた都市計画の教材」
(1駅先)代官山ヒルサイドテラス槇文彦30年かけて街を育てた「時間をかけた都市デザイン」の世界的名作

🏆 日本の建築 聖地リスト(大学入学までに制覇したい)

場所ポイント
聖地5選(必修)桂離宮(京都)世界中の建築家が「日本建築の原点」と呼ぶ場所。宮内庁サイトから事前申込制(高校生可)— 京都旅行の際は申込を忘れずに
せんだいメディアテーク(仙台・伊東豊雄)21世紀建築の教科書1ページ目。誰でも入れる図書館
直島・豊島・地中美術館(瀬戸内)✅ 豊島は訪問済み — 次は安藤の地中美術館とセットで再訪すると「瀬戸内を語れる人」が完成
広島平和記念資料館・公園(丹下健三)建築が祈りと記憶をどう支えるか — 「建築×社会」の物語の原点
金沢21世紀美術館+金沢の街(SANAA)推しの本丸。週末旅行圏
首都圏日帰り江之浦測候所(小田原・杉本博司)「現代の桂離宮」。予約制
KAIT工房・広場(神奈川工科大・石上純也極限まで細い柱の森 — UCL向き実験建築の実物(公開日を要確認)
横浜大さん橋(FOA)床が波打つ木のランドスケープ建築。無料・夜景◎
国際子ども図書館上野・徒歩圏・安藤忠雄改修)明治の洋館×ガラスボックス — 近所の安藤建築
「街」として歩く倉敷(岡山)美観地区+大原美術館 — 保存とまちづくりの成功例(瀬戸内再訪と組める)
尾道(広島)坂と路地の立体都市+空き家再生の聖地 — 「都市×社会課題」の生きた教材
白川郷・五箇山/京都の町家気候×構法×暮らしの一致/都市住宅の原型
上野〜谷根千(地元)コルビュジエ・前川・安藤+木造密集の路地 — 毎週歩けるマイフィールド

回り方の目安:高1〜高2=首都圏日帰り+金沢/高2の長期休み=京都(桂離宮申込)+倉敷・尾道 or 瀬戸内再訪/高3春まで=仙台・広島。家族旅行・学校行事との相乗りで十分 — 各地でスケッチ+メモを「体験済みの建築」表へ。

📅 定期イベント(近所の藝大を使い倒す)

時期イベント中身
毎年9月上旬藝祭(東京藝大の学園祭・予約不要)建築科の学生作品・模型 — 「藝大生の作品レベル」を知る年1回の機会。今年から毎年行く
毎年1月末藝大 卒業・修了作品展(都美術館+校内・無料)建築科の卒業制作(大型模型・図面)— 「PFの最終到達点」のイメージを掴む
毎年5月藝大建築科オープンアトリエ/研究室オープンデイ(公式)・東京建築祭スタジオ公開(中山英之・藤村龍至らの現場)/建築祭はボランティア候補
随時国立近現代建築資料館(湯島・無料)・TOTOギャラリー・間(乃木坂・無料)・建築倉庫(天王洲)巨匠の原図アーカイブ/現役建築家の個展の殿堂/実物スタディ模型 — 展示替えごとにチェック

✍️ Activities欄の書き方メモ(出願年に向けて)

審査官に効く書き方

  • 動詞で始めて数字を入れる:「Designed and built 3 scale models...」「Led a 12-member delegation...」
  • 役割(Position)欄を具体的に:「Member」より「Founder / Lead Researcher / Delegation Head」
  • 建築への一本の物語に並べる:スケッチ習慣 → サマースクール → e-Japan研究 → PF、が同じ関心の発展として読めるように

記録しておくこと(今から)

  • 各活動の週あたり時間・年間週数(Common Appの必須入力項目 — 後から思い出せない)
  • 成果物・受賞・役職の日付と証拠(写真・修了証・URL)
  • 活動ごとに「何を学び、建築とどう繋がるか」を2〜3行の日本語メモで残す → 出願年の英文化が一気に楽になる
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